今回、ご紹介するタイ伝統菓子は
カオトムマット
由来
『カオ』→『ごはん』
『トム』→『煮る』
『マット』→『縛る』
カオトムマットは葉っぱで包まれているので持ち運びやすく保存もしやすいです。
そのため釈迦の時代の頃から托鉢するお坊さんの鉢に入れられてたと言われています。
(托鉢とは、仏教やジャイナ教を含む古代インド宗教の出家者の修行形態の1つで、鉢を持って信者の家々を巡り、生活に必要な最低限の食糧などを乞うことです)
現代も托鉢やお供えに使われています。
作り方
ココナッツクリーム、砂糖で炒めた餅米をバナナと黒豆と一緒にバナナリーフに包み、2個を組み出せて竹紐で縛って蒸します(黒豆はお好みなのでプーロムのカオトムマットには入っていません)
昔の作り方だと餅米を炒めずに生のままバナナと一緒にバナナリーフで包んで鍋で茹でてたと言われています。
そのため、水が入らないように包む時と縛る時にかなりきつくしていたと思います。
地方によって呼び方が違っていたり、作り方や包み方に特徴があって少し違いがあります。
あまり見られませんがパンダンリーフやパームの葉で包むの物もあります。
食レポ
ココナッツ餅米はもちもちしていて甘さ控えめ、塩も入っているの少ししょっぱさも感じられます。
バナナとバナナリーフの香りが相性よく、クセになる美味しさです。
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