今回、ご紹介するタイ伝統菓子は
ブランダンメーク
(写真提供=MERY)
起源
タイの国王がラーマ2世だった頃に作られたお菓子。
ラーマ2世は作曲が趣味。
ある日の夜、、、
知らない場所へ行った夢を見た。
その場所は満月が綺麗に光っていて、美しい歌声も聴こえていた。
しばらく歌声に耳をかたむけていたら、月がどんどん雲に隠されていき
次第に歌声も聴こえなくなり、目が覚めました。
ラーマ2世は起きたら夢で聴いた歌を思い出しながら曲を作って
『ブランローイルアン』という名をつけました。
その曲をイメージに作ったお菓子がブランダンメークです。
作り方
ブランダンメークは雲を表す外側の部分と満月を表す内側の部分があります。
外側の部分は米粉で作られて、青色はバタフライピーというハーブで色付けされています。
内側の部分は卵黄、ココナッツクリーム、砂糖で作られています。
蒸し器の中で丸い小さな器を温めて、
外側の生地を器に流して蒸し器の蓋をする。
丸い器の周りだけ火が通り、中はまだ固まっていないくらいで
トングで器を持ち上げて固まっていない生地の部分を別の器に移すと
真ん中が丸く空いた状態になります。
そして真ん中に内側の生地を流して火が通ったら完成です。
温度と感覚が重要なお菓子で、綺麗に満月を作れたら運がよくなるという言い伝えもあります。
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タイ伝統菓子『ブランダンメーク』บุหลันดั้นเมฆ
タイ伝統菓子『ブランダンメーク』のレシピを公開します♪วิธีการทำขนมไทยโบราณบุหลันดั้นเมฆ材料空の部分米粉 50g葛粉 20gココナッツミルク 60mlバタフライ...
食レポ
外側の部分はお餅のようなモチモチの食感、内側の部分はココナッツ風味のカスタードプリンのような味です。
東中野でタイ伝統菓子のワークショップを開催しております。
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