ルークチュップ

今回、ご紹介するタイ伝統菓子は

ルークチュップ

（写真提供＝MERY）

起源

ポルトガルのマジパン（Massapa’es）と呼ばれるお菓子が元になっていて

マジパンの原料はアーモンド、オリーブオイル、砂糖です。

タイではアユタヤ時代（１７世紀頃）に広められたお菓子です。

ポルトガルのような材料がないため、

アーモンドを緑豆で、オリーブオイルをココナッツクリームで代用していました。

今では一般的なお菓子なのですが、

昔は王宮内でしか作られない特別なお菓子でした。

作り方

蒸した皮むき緑豆をココナッツクリーム・砂糖を加えてミキサーにかけます。

生地をフライパンに移して弱火で練ります。

適度な硬さになったら餡は完成です。

餡を冷ましてから手で１つ１つ形を作っていきます。

出来上がった物を竹串に刺して彩色をして、

仕上げに寒天をつけて完成です。

適度な硬さにした餡は様々な形にする事が出来まして

写真左が星形、上がアヒル、右がフルーツと野菜です。

もちろんプーロムロゴのモチーフにもなっているオレンジとナスもいます。

PHULOMのYouTubeチャンネルも是非ご覧下さい↓

タイ伝統菓子『ルークチュップ』ขนมลูกชุบ

タイ伝統菓子『ルークチュップ』ขนมไทยโบราณ ขนมลูกชุบPHULOMチャンネルのKaoriです。日本ではあまり知られていないタイ伝統菓子を多くの方に知ってもらう事を目標に活動しています。チャンネル登録や動画にコメントなど頂け...

www.youtube.com

食レポ

口に入れると寒天のプルンとした食感、

噛むと緑豆餡の柔らかく素朴な風味とカラフルな見た目に反してほのかな甘さです。

色や形は違いますが、全て同じ味です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

東中野でタイ伝統菓子のワークショップを開催しております。

詳しくはコチラから⇩

atelier