今回、ご紹介するのは
ティアンオップ
概要
タイ伝統菓子の香り付けに使用するロウソクです。
タイ伝統菓子は風味や香りに強いこだわりがあるのが特徴です。
いつから存在していたかなどは記録に残っていませんが、ティアンオップを作るのは女性が覚える必要のある事の一つでした。
ティアンオップの作り方は蜜蝋を安息香(樹脂)と混ぜ、天日干しする。
干したら薄く伸ばしてロウソクの芯を置き、包む。
昔の蜜蝋は蜂の巣から手作りする純蜜蝋になります。
最近、メーカーによってはコブミカンの皮、ボルネオール、サンダルウッドオイルなどを混ぜて香りに特徴をつけることがあります。
天然香料は高級なものもあるので値段はピンキリです。
使い方
用意するものはライター、蓋付大きい器、ロウソクを入れる器。
香り付けしたいものを大きい器に入れます(お菓子の生地、粉、ココナッツミルクなど)
ロウソクを小さい器に入れて、火をつけます。
蝋が燃えて、芯がしっかり燃えるまでしばらくおきます。
しっかり燃えたら火を消し、煙がたくさん出ます。
ロウソクをのせた小さい器を香り付けしたい物を入れた大きい器の中に入れて蓋をする。
大きい器の中で燻製されます。
1時間ほど置くとしっかり香りがつきます。
付け方を間違えると煙がたくさん出ずにすぐ消えてしまいます。
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食レポ
ティアンオップで香り付けしたお菓子は独特な香りがします。
東中野でタイ伝統菓子のワークショップを開催しております。
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